オウギウミヒドラ

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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 刺胞動物門 ヒドロ虫綱
 ヒドロ虫目 花水母亜目 ヤギモドキウミヒドラ科 ヤギモドキウミヒドラ属


群体長: 50cm


学名: Solanderia secunda


英名: 不詳

漢字名: 扇海水螅


相模湾以南、小笠原諸島、トカラ列島までに見られる日本の特有種。
岩礁域・サンゴ礁域の外海に面した岩礁壁に生息する。

一平面に扇状に広がる群体を作る。
骨格の色は黄褐色、褐色、黒紫などいろいろで、乾燥しても変化しない。
ヤギ類に似た姿をしているが、触手は棒状で、ヒドロ花は小さく、小枝の左右に配列する。

ヒドラとはギリシャ神話に出てくる九つの首を持った水蛇で、ヒドロ花の糸状触手が伸びている様子から名付けられたもの。