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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
スズキ目 スズキ亜目 ヒメジ科 ウミヒゴイ属
全長: 25cm
学名: Parupeneus spilurus
英名: | Japanese goatfish (goat = ヤギ) |
地方名: |
メンドリ(高知、和歌山) オキベニサシ(長崎) セメンドリ(宮崎) |
南日本、フィリピンに分布する。
沿岸の岩礁域に生息する。
体色は黄褐色から赤色で、吻から体側中央にかけて暗色の縦帯が延びる。尾柄には側線の下に達しない明瞭な暗褐色の鞍状斑紋があり、その直前には大きな淡黄色の斑紋がある。
下顎には2本の白いひげがあり、触手のように敏感で、底生動物などを探し捕食する。この2本の白いひげが老人(翁)を想像させることから和名の由来となっている。
単独か小さな群れで生活し、同じような模様のあるノコギリダイの群れに混じっていることがある。幼魚はオオスジイシモチに似ていて、その群れに混じっていることがある。
食用となる。旬は冬で、白身で淡白な味である。煮物などにされて、大変美味しい。鯛の代用として祝い事の活造りにもされる。
釣りでは、メジナ釣りの外道として釣れる。磯際で多く釣れる。