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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
スズキ目 スズキ亜目 テンジクダイ科 テンジクダイ亜科 マンジュウイシモチ属
全長: 8cm
学名: Sphaeramia nematoptera
英名: | Pajama cardinalfish (Pajama = パジャマ cardinal = 主要な、深紅色の) |
奄美諸島以南、西表島、石垣島から西太平洋、インド洋に分布する。
熱帯のサンゴ礁域の静かな内湾のショウガサンゴ属などの枝サンゴの間に生息する。
大きな群れは作らない。テンジクダイの仲間の中では全長に比べて体高が高く、各鰭も大きい。大きな赤い目がかわいく、特徴的な体色と斑紋の組み合わせで他のイシモチとは容易に区別がつく。近縁のホソスジマンジュウイシモチはマングローブ林下の汽水域に生息し、本種と比べると体色が地味である。
観賞魚として人気があり、飼育はさほど難しくない。水槽の中層でじっと止まっているが、餌はちゃんと食べている。活発な魚との混泳は不向きだが、無脊椎水槽には良い。
食性はプランクトン食なので、餌付けはアサリのミンチなどを水流に乗せるように与えるが、慣れればフレークフードでも食べるようになる。それほど高価ではないので、小さい群れにして飼うと美しい。