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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
スズキ目 スズキ亜目 フエダイ上科 フエダイ科 フエダイ亜科 フエダイ属
全長: 60cm
学名: Lutjanus monostigma
英名: |
Onespotted snapper (Onespotted = 一つの点 snapper = フエダイ) Onespot snapper |
地方名: | ヒシヤマトビー(沖縄) |
琉球列島以南、南日本、インド洋に分布する。
沿岸の岩礁域やサンゴ礁域の斜面・外縁やドロップオフに生息する。
和名の由来にもなる眼状斑が側線上にある。この眼状斑は眼より小さいものがほとんどだが、眼より大きいものもいる。また、老成魚では消失しているものもいる。
体高は高く側扁し、吻は尖っている。体色は濃褐色から淡褐色で、各鰭は黄色みがかっている。
シガテラ毒があることが知られている。
イッテンフエダイの毒化は、シガテラ毒シガトキシンやマイトトキシンを産生する底生性の渦鞭毛藻ガンビエルディスクス・トキシクスを餌とする藻食性魚類(サザナミハギ など)を食べることに由来する。
シガテラという言葉は、もともとはカリブ海でシガ(cigua)と呼ばれる巻貝チャウダーガイを食べておこる特徴的な神経や胃腸の異常症状をしめす中毒をさしていたが、現在では熱帯および亜熱帯海域の珊瑚礁の周辺に生息する毒魚によっておこる死亡率の低い食中毒をさして言う。