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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 節足動物門 大顎亜門
甲殻綱 軟甲(エビ)亜綱 真軟甲(エビ)下綱
エビ上目 十脚(エビ)目 抱卵(エビ)亜目 短尾(カニ)下目
ワタリガニ上科 ワタリガニ科 ガザミ亜科 ガザミ属 イボガザミ亜属
甲幅: 7cm
学名: Portunus haani
英名: | 不詳 |
千葉県以南、インド洋西部までに広く分布する。
水深5m〜180mまでの浅海の砂底や砂泥底、岩場に生息する。
甲羅はひし形で前側縁という眼の外側の甲羅の前方には九つの突起がある。最後のものが特に大きく横に突出している。ガザミ類の特徴である。
体色はやや赤みを帯びた肌色である。
ハサミは大きく強い。
第4歩脚の指部がひれ状になっていて遊泳脚と呼ぶが、その指部の先端に赤紫色の斑紋がある。
また、その前節には白く縁どられた紫色の斑紋がある。
この遊泳脚を使って左右のバランスをとり、長距離を泳ぐことができる。
夜行性で、日中は浅海の砂泥邸に潜り、夜は活発に行動する。
小魚やエビ類などを捕食する。
産卵期は6月〜8月である。