チョウチョウウオ

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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
 スズキ目 スズキ亜目 チョウチョウウオ科 カエトドン属 カエトドントプス亜属


全長: 20cm


学名: Chaetodon auripes


英名: Whitecollar coralfish (Whitecollar = 白い襟の coral = サンゴ)

漢字名: 蝶々魚


千葉県以南、フィリピンに分布する。
沿岸の浅い岩礁域、サンゴ礁に群れて生息する。

体は円盤状に近く側扁し、頭は小さく、吻は突出する。

英名にあるように、体側に白い横帯がある。

この属の魚の多くは、目を通る黒帯と背鰭の後部の眼状斑が特徴としてある。
目を通る黒帯は実際の目の位置を分からなくしていて、捕獲者に対する防衛となっている。
眼状斑は幼魚の間には、大きな魚の目として擬態していて他の魚を威嚇する役目を果たすが、成長とともに消えるものもある。

和名の由来は、体色が美しく、泳ぐさまが蝶々を連想させるからである。

肉の味はよいが、薄身で小さく大量に漁獲出来ない為、一般には食用になっていない。沖縄では食用としている。