レッドアンドブラックアネモネフィッシュ

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F-90X 60mm RVP サイパン



真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
 スズキ目 ベラ亜目 スズメダイ科 クマノミ亜科 クマノミ属


全長: 12cm


学名: Amphiprion melanopus


英名: Red and black anemonefish (Red = 赤 black = 黒 anemonefish = クマノミ)
Fire clownfish (Fire = 炎 clown = 道化役者)
Dusky Anemonefish (Dusky = 浅黒い)

漢字名: 無し


ミクロネシア地方の固有種、西太平洋の中南部に分布する。
内湾性で、サンゴ、タマイタダキ、シライト、センジュイソギンチャクと共生する。

ミクロネシアではダスキーアネモネフィッシュと呼ばれることが多い。

ハマクマノミに酷似するが、腹鰭と臀鰭が黒い事で区別できる。

クマノミの仲間は、雄から雌へ生転換する。このような魚を雄性先熟の雌雄同体魚と言う。クマノミ類は雌親の大きさによって出産できる卵の数がきまるのでより大きい個体が雌へと性転換するのである。このように性転換をする魚は、できるだけ子孫を多く残せるようにと進化してきたものと考えられる。

ペアのクマノミのうち、雄が死んだ場合、同じイソギンチャクの中の次に大きい雌が、雄としての役割を果たす事になる。また、他のイソギンチャクから大型の雄が侵入して、その代わりをする事もある。ペアのうち雌が死んだ場合には、その相手の雄が雌に性転換し、次に大きい固体が雄に成長することがわかっている。

同じイソギンチャクの中では、一対のペアが繁殖場所として独占すると他の個体は成長できない。大きく強い個体は自分より下位の個体の成長を抑えていると考えられる。前記のように、大きい個体が死ぬと小さい個体の成長が良くなると言う現象が起こることが知られているが、これは強い個体による弱い個体の成長抑制が起こっている事を示している。クマノミ類の行動を観察していると、大きな個体の小さな個体への頻繁な攻撃が観察されるが、そうすることによって、小さな個体が餌をとる効率が悪くなり成長が抑えられていると考えられる。