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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
スズキ目 ベラ亜目 スズメダイ科 クマノミ亜科 クマノミ属
全長: 11cm
学名: Amphiprion ocellaris
英名: |
Ocellaris anemonefish (Ocellaris = 〔学名から〕 anemone = イソギンチャク) Ocellaris clownfish( clown = 道化役者) Orange anemonefish (Orange = オレンジ色の) Western clownfish (Western = 西の、西洋の) Western clown anemonefish Clown anemonefish False clown (False = 間違った) False clown anemonefish Common clownfish(Common = 共通の、一般の、普通の) Black anemonefish(Black = 黒い) Black clownfish Snowflake anemonefish(Snowflake = 雪片) Snowflake clownfish Frostbite anemonefish(Frostbite = 凍傷) Frostbite clownfish Wyoming white clownfish(Wyoming = ワイオミング州 white = 白い) |
奄美大島以南、西部太平洋から東部インド洋に分布する。
浅海のサンゴ礁域の礁外縁など潮通しの良いところに生息する。
鮮やかなオレンジ色と特徴的な白帯で、海中でもよく目立つ人気種である。クラウンアネモネフィッシュに似ているが、本種は白帯に極細の黒い縁取りがあるのに対し、クラウンアネモネフィッシュは黒い縁取りが太い。また黒い縁取りが体側に広がっている個体もいる。
ハタゴイソギンチャクやセンジュイソギンチャクと共生し、ひとつのイソギンチャクに家族で生息している事が多い。
他のクマノミ類と同様に雄性先熟型の雌雄同体魚である。
繁殖期は夏で、棲んでいるイソギンチャクの根元の岩の上に黄色い卵を産み付ける。一般にクマノミ類は雄の方が熱心に卵の世話をするようである。雄は産み付けられた卵に口を近づけ、卵の掃除をしたり、死卵を取り除いたりすると考えられている。この行動は「マウシング」と呼んでいる。雄が卵の世話をしている間に、雌はたくさんの餌を食べ、更に大きくなり繁殖能力を高めるのである。