![]() |
![]() |
![]() |
写真をクリックすると 高画質でご覧いただけます。 |
![]() |
![]() |
![]() | |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
側棘鰭上目 アンコウ目 カエルアンコウ亜目 カエルアンコウ科 カエルアンコウ亜科
カエルアンコウ属
全長: 16cm
学名: Antennarius striatus
英名: |
Trilobate frogfish (Trilobate = [葉が]三裂の frog = かえる) Fishing frog (Fishing = 釣りをする) Toadfish (Toad = ヒキガエル) |
地方名: |
モクギョ(鎌倉) アケジロ、アゴ(和歌山県田辺) ツリンボ、ウオツリボウズ(高知) アンコウ(有明海) トラアラカキ、ハタアラカビ(鹿児島) |
東太平洋を除く全世界の温帯域・熱帯域に分布し、日本では本州中部以南に分布する。
水深200mから表層にかけて生息する。
体は側扁して丸みを帯びていて、胸鰭の変化した足で海底を歩き回る。吻上の棘の先端にエスカといわれる擬餌状体を備えた誘引突起があり、小魚を誘い瞬時にして飲み込み捕食する。エスカは白っぽくゴカイに似る。色彩変異が多い。
アンコウ類は一般に雄のほうが小さいので、写真の小さいほうが雄だろう。和名の由来は海底から離れず、いざるようにして移動するところから来ているのだが、本当に危険を感じたときなどは、長い距離ではないが泳いで逃げる。
アンコウの仲間なので食べれない事も無いと思うが、主に観賞用として飼われ、食用にはむかない。
昔の記録では、カエルの一種として両生類に分類され、変態して成長すると考えられ、ウミウシが変体前のカエルアンコウであると思っていたそうだ。尚、カエルアンコウという和名は2007年2月にイザリウオという和名から改名された。「躄(いざる)」という言葉が差別用語でになっているという理由からである。