ゴマモンガラ

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真核生物上界 動物界 後生動物亜界 脊索動物門 脊椎動物亜門 顎口上綱 条鰭綱 新鰭亜綱
 フグ目 モンガラカワハギ亜目 モンガラカワハギ科 モンガラカワハギ属


全長: 60cm


学名: Balistoides viridescens


英名: Blackedged triggerfish (Blackedged = 黒い縁 trigger = 引き金)
Blue finned triggerfish (Blue finned = 青い鰭の)
Titan triggerfish (Titan = タイタン)
Leatherjacket (Leather = なめし皮 jacket =上着、カバー)

漢字名: 胡麻紋殻


別称: ツマグロモンガラ

神奈川県三崎以南、インド洋、西太平洋に分布する。
浅海のサンゴ礁域の礁外縁に生息する。

モンガラカワハギ科の中では最大種で75cmに達するものもいる。

体形は卵円形で側扁する。眼の前方に短い縦溝がある。口は小さく、唇が厚い。体色は青灰褐色で吻から頬にかけて幅広い黄色域がある。キヘリモンガラに似るが、上唇以後に髭のような黒色の模様があることと、背鰭、臀鰭、尾鰭に黒色の縁取りがあることで区別できる。

群れをつくることはなく、単独で行動する。

歯は強靭で、ウニ類、カニ類、貝類などの殻を噛み砕き、中身を食べる。

産卵期は夏で、岩礁の表面に卵を産みつけ、雌が保護する。巣を守る親は攻撃的で、近づいたダイバーが攻撃され、負傷したと言うはなしが多い。強靭な歯でフィン、シュノーケル、耳などをかじられることもある。